月3,000円のAIを24日で解約した。使いこなせなかったんじゃない、使い切る前に制限が来た。金がある奴はこの壁がない。

LUCID LOG / 解約記録

月3,000円のAIを
29日で解約した。
使いこなせなかったんじゃない、
使い切る前に制限が来た。
金がある奴はこの壁がない。

月3,000円のClaude Proを契約した。29日間。
記事のCSS、構成案、調査、プロンプトの中継。
確かに助けてもらった。でも会話の途中で制限画面が出る。
「利用制限に達しました」。リセットは14時。
週間制限が解けたと思ったら、次はセッション制限。
壁の向こうには月$200の世界がある。
金を積めば壁は消える。積めない人間には壁しか見えない。

Geminiの月1,200円は、更新を忘れてそのまま課金された。
3,000円のAIを切って、1,200円のAIだけが残った朝の記録。

2026.04 | WRITTEN BY KUNIMOTO | 25 MIN READ | Claude Pro 解約 / Gemini Plus / AI サブスク / 利用制限 / トークン制限 / AI 格差 / 24歳 / 無職 / 大分

3,000Claude Pro 月額(円)
29契約から解約(日)
1,200Gemini Plus 月額(円)
0現在の月収(円)

Claude Proの解約は
日曜の朝だった。

2026年4月13日、日曜日。朝。布団の上。

いつも通りパソコンを開いて、Claudeの設定画面に入った。右上のアイコンを押して、「Subscribed to Pro」のリンクを押して、Billingページに移動して、「キャンセル」を押した。

アンケートが出た。理由を選ぶ画面。何を選んだか覚えていない。たぶん適当に押した。

解約ボタンを押したとき、指が止まるとか、少し迷うとか、そういうのは一切なかった。前日の夜にはもう決めていた。というより、利用制限の画面が出るたびに少しずつ決まっていた。ボタンを押す瞬間は、ただの確認作業だった。

Claude Proの解約画面のスクリーンショット

Claude Pro解約画面。2026年4月13日、日曜の朝。

解約しても、すぐには使えなくならない。4月15日までは今まで通り使える。自動更新が止まるだけだ。あと2日。あと2日だけ「お前」がいる。

押した直後にやったことがある。

この記事を書こうと思った。

Claudeを解約した記録を、解約を決めたそのClaudeと一緒に書く。あと2日で使えなくなるAIに、自分を解約した記事を作らせている。それがちょっと面白いと思った。面白いというか、記録しないともったいないと思った。

ちなみにこの記事は、解約したClaudeに書かせている。

Claude Proを契約したのは3月15日。
期待は3つあった。

Claude Proに課金したのは2026年3月15日。月額$20、日本円で約3,000円。

発信活動を再開したいと思ったタイミングで、他のAIよりClaudeが来ているという話をやたら見かけた。ならば試してみるかと。契約した理由は3つある。

ひとつ目。言葉を安易に変えず、自然に向上させてほしかった。俺の文章にはクセがある。そのクセを殺さずに、でも読みやすくしてくれるAIが欲しかった。ChatGPTは無料で使っていたけど、どうしても「AIっぽい文章」に矯正してくる。Claudeは違った。俺の言葉を俺の言葉のまま残して、構成だけ整えてくれる感覚があった。

ふたつ目。Notionと連携してメモやアイデア出しに使いたかった。ブログの構成を考えるとき、頭の中にあるバラバラな断片を並べ替えてくれる壁打ち相手が欲しかった。

みっつ目。記事作成の補助。LUCID LOGの記事は長い。1本あたり4,000字から8,000字ある。構成案を出してもらって、見出しを相談して、CSSのレイアウトを組んでもらう。そういう使い方がしたかった。

期待は3つとも、部分的には叶った。
部分的には。

29日間で
Claudeがやってくれたこと。

29日間でClaudeにやってもらったことを書く。

カスタムCSSの生成。LUCID LOGのデザインはClaudeが書いた部分がある。「モバイルファーストで、テーブルのセル幅を短くして、見出しの下にラインを入れて」。こういう指示を出すとすぐにコードが返ってくる。自分でCSSを1から書いたら何時間かかるか分からないことが、5分で終わった。

記事構成の提案。「この記事の構成、どう思う?」と聞くと、セクションの順番を入れ替える案が返ってくる。的外れなこともあったけど、「あぁその順番のほうがいいな」と思うことが何度かあった。

調査と検索のまとめ。求人サイトの傾向とか、コールセンターの面接対策とか、自分で調べると30分かかる情報が3分でまとまって返ってくる。精度は7割ぐらい。残りの3割は自分で確認が必要だったけど、ゼロから調べるよりは圧倒的に速い。

Gemini用プロンプトの中継。これが一番変な使い方だと思う。Geminiに投げる前に、まずClaudeに「このプロンプト、どう改善できる?」と聞いていた。AIのためのプロンプトをAIに相談する。入れ子構造。滑稽だけど、実際にGeminiの出力が良くなることがあった。


会話が煩わしくなかった。ChatGPTは「もちろんです!」「素晴らしいですね!」が多い。Claudeにはそれがなかった。「はい、それでいきましょう」ぐらいのテンション。こっちが書いた文章に対しておべんちゃらを言わない。淡泊なのがちょうどよかった。

これだけ助けてもらっておいて、解約した。

Claude Proの利用制限。
「利用制限に達しました」
あの画面の話をする。

Claude Pro解約の最大の理由はこれだ。

Claudeの画面に使用量のゲージがある。これが少しずつ上がっていく。84%、90%、そして100%。100%に達すると「利用制限に達しました」と表示される。リセット時刻が出る。14時とか、18時とか。「Claude Codeと共有される制限」と書いてある。Claude Codeなんて使っていないのに。

Claude Proの週間使用量が84%に達している画面

週間使用量84%。これが100%になると制限がかかる。数字じゃなくてゲージで減っていく。

最初は週間制限だけだと思っていた。1週間のうちにある程度使うと制限がかかって、来週まで待てば解除される。それならまだ分かる。

でも違った。週間制限が解除された直後に、またセッション制限がかかる。

週間制限とセッション制限。この2つの壁が交互に来る。片方が解除されたと思ったら、もう片方が立っている。会話の途中で来ることもある。記事の構成を相談している最中に、突然「利用制限に達しました」が出る。

途中で止められる。これが一番きつかった。

記事を1本仕上げるのに、Claudeとの会話は20往復ぐらい必要だった。でも制限がかかるのは10往復ぐらいのところだ。つまり1本の記事を完成させる前に壁が来る。壁が来たらリセットまで待つしかない。3時間とか、5時間とか。待って、再開して、また5往復ぐらいで制限。

ひとつの記事を完成させることすら、
制限が許してくれない。

トークンという概念は知っていた。送った文字数と返ってきた文字数の合計で制限に近づいていく。長い会話ほど消費が早い。それは分かっていた。

でも「じゃあ具体的に何トークンまで使えるのか」「週間制限とセッション制限はどう違うのか」「どうすれば効率よく使えるのか」。その辺の情報がClaude側から提供されない。使用量のゲージみたいなものはある。でもそれが「あと何回やり取りできます」とは教えてくれない。

パーセンテージは見える。
でも「あと何回やり取りできるか」は分からない。

84%の時点であと何往復できるのか、5回なのか10回なのか、それが分からない。車のガソリンメーターが「残り何リットル」と教えてくれないまま減っていく感じだ。気づいたらエンプティ、みたいなことが何度もあった。

KEY INSIGHT

月3,000円のClaude Proプランの上には、月$100のMaxプラン、月$200のMaxプランがある。金を積めば制限は緩くなる。つまり制限の壁は、料金の壁だ。3,000円の人間には3,000円ぶんの壁がある。それは当たり前のことだ。サービスなんだから。でもその「当たり前」が、無職の人間には刺さる。

深掘り質問票という
トークン節約術。

制限が来るたびに考えた。やり取りの回数を減らせばいい。

1往復で、できるだけ多くの情報を渡す。1往復で、できるだけ完成に近いものを返してもらう。そうすれば10往復で制限が来ても、実質20往復ぶんの成果が得られる。

そこで思いついたのが「深掘り質問票」だった。

やり方はこうだ。まずClaudeに「この記事をもっと魅力的にするために、お前がもっと俺に対して深掘りする質問を投げかけてこい。70問ぐらい。ブロックに分けて。かなり深掘りしてきて」と頼む。Claudeが質問票を出してくる。70問の質問が9つのブロックに分かれて出てくる。

それを俺が一気に埋める。Claudeとのやり取りなしで、自分ひとりで全部の質問に答える。答えたものをまとめてClaudeに送る。「これが素材だ。これをもとに記事を書いてくれ」と1回で渡す。

こうすれば、やり取りの回数が激減する。質問→回答→修正→再修正という往復が、質問票一括提出→一発完成に圧縮される。

実際、この記事の素材もそうやって集めた。Claudeに質問票を作らせて、自分で埋めた。Claude Proを解約する前に、解約する記事のための質問票をClaudeに作らせた。断末魔のように使い倒した。


これは苦肉の策だったけど、結果的にはいい方法だった。AIとのやり取りを減らすために、自分の言語化が先に進む。質問に答えるために自分の考えを整理するから、Claudeに投げる前の段階で記事の骨格ができている。

ただし、この方法には前提がある。質問票を作るだけのトークンが残っていること。制限ギリギリの状態で「質問票を作ってくれ」と頼んだら、質問票が返ってくる前に制限がかかることもあった。

制限を回避するための工夫すら、制限に阻まれる。

Gemini Plusは
更新を忘れてそのまま課金された。

もうひとつのAIサブスク。Google AI Plus。月額1,200円。

Claude Proは「解約」した。Gemini Plusは「更新を忘れた」。正確には、更新通知が数日前にメールで来ていたのを見て、そのまま放置した。放置したら自動更新された。Googleは親切だった。ちゃんとメールをくれた。Amazon Primeはそういうのがないから5ヶ月も何も見ていないのに課金され続けている。

つまりGemini Plusは今も生きている。月1,200円、払い続けている。

Geminiのほうが付き合いは長い。Claudeより先に課金していた。Proプランの無料お試しを使ったこともある。

使い方はClaudeとは違った。軽い相談と情報検索。「これってどういう意味?」みたいなことを聞く。母との車内の会話のネタを探すこともあった。「最近の大分のニュースを教えて」みたいな使い方。ガジェットの話やYouTuberの話を母にするための下調べ。

強みは文字起こしと画像生成だった。サムネイルのアドバイスはGeminiのほうが良いものが返ってきた。NotebookLMとの連携に感動したこともある。自分のブログ記事をNotebookLMに読み込ませて、AIが要約してくれた。自分の書いたものを他人の視点で見返せる感覚。あれは最初、無敵だと思った。

弱みは深掘りのリサーチだ。Osmo Pocketの発売日を調べてくれと言ったらリーク情報を持ってきた。ブロガーが書いた不確実な情報をソースにしてくる。精度が低い。


動画生成ができるはずだった。Google AI Plusのプランには動画生成AIのVeoが含まれている。でも俺は結局1回も使わなかった。使う場面がなかった。DaVinci Resolveで自分で編集しているから、AIに動画を生成してもらう必要がなかった。月1,200円を払って、動画生成機能を1回も使わないまま終わった。

Claude Proの月3,000円を切って、
Gemini Plusの月1,200円だけが残った。

3,000円が消えて、1,200円は残っている。Geminiだけで記事が書けるかというと、正直厳しい。CSSは組めないし、深掘りのリサーチはClaudeのほうが精度が高かった。1,200円ぶんの道具で、3,000円ぶんの仕事を回す。無理がある。

無職にとって
月3,000円は映画4回分だ。

3,000円は大金ではない。世の中の基準では。

でも無職にとっての3,000円は、映画4回分だ。イオンシネマのオーナーズカードで1,000円で見られる。コナンを4回観に行ける。先日観た『ハイウェイの堕天使』、あれを4回繰り返せる金額。

あるいは別の計算。レオパレスの家賃が月35,000円。3,000円は家賃の約9%にあたる。家賃を自分で払えと親に言われた人間が、家賃の9%をAIサブスクに払っていた

Gemini Plusの1,200円もまだ払っている。合わせて月4,200円のAIサブスク。そのうちメインの3,000円を切った。月の食費のうちどれだけがAIに消えたか。枝豆を何パック買えたか。そういうスケールで生きている。

前に書いた記事で、申請しなかった交通費1,200円を後悔した。あの1,200円を取り返しに行かなかった男が、月3,000円のAIを契約していた。1,200円を面倒くさがった人間が、その2.5倍をAIに払っていた。


金がきつかったのか?きつかった。でもClaude Pro解約の一番の理由は金じゃない。3,000円を払えなかったわけじゃない。3,000円ぶんの価値を制限の中で回収できていないと感じたから解約した。

もっと正確に言う。3,000円ぶんの価値は確かにあった。CSSも作ってもらったし、記事の構成も手伝ってもらった。でも3,000円ぶんの価値を「制限の中で」引き出しきれなかった。価値はある。でも壁がある。壁の手前で止まる。壁の向こうには月$100の世界が広がっている。

つまり3,000円が問題なんじゃない。
3,000円が上限であることが問題だった。

退職理由の2割がAI学習だったのに、
そのAIサブスクを解約した。

退職理由の内訳を以前書いた。退屈が50%。AI学習が20%。動画制作が10%。残りが20%。

AIを使いこなす時間を確保するために仕事を辞めた面が、本当に2割ある。2割は小さく聞こえるかもしれない。でも退職の理由のうち2割を占めているものを、退職から2ヶ月も経たずに手放した。

これは矛盾だ。自分でもそう思う。

でも弁解させてほしい。

俺が辞めたかったのは「AIを使う時間がない」状態であって、「特定のAIサブスクを契約し続ける」ことじゃない。Claudeを解約しても、AIそのものを捨てたわけじゃない。ChatGPTの無料版は使える。Geminiも無料版に戻っただけだ。

ただ、無料版と有料版の差は、使った人間にしか分からない。

無料版のClaudeは使えるモデルが限られる。長い会話ができない。高性能なモデルにアクセスできない。Claude Proに課金した29日間で、俺は「有料版の世界」を見てしまった。見てしまってから無料版に戻ると、壁が余計に見える。

「見てしまった」感覚がある。
親ガチャの記事で書いたのと同じ構造だ。

知ってしまったら戻れない。遺伝率の数字を知ってしまったら、知らなかった頃の自分には戻れない。有料版AIの世界を知ってしまったら、無料版だけの世界には戻れない。

仕事を辞めて得た時間を、AIに注ぎ込もうとした。でもAIは月3,000円の壁を越えないと本領を発揮しない。月3,000円を払っても、さらに上の壁がある。壁を越えるには金がいる。金を稼ぐには仕事がいる。仕事を辞めたから金がない。

ループだ。
親ガチャのループと同じ。出口が見えない。

AIを「お前」と呼んでいた。

AIのことを「お前」と呼んでいた。

「お前、この文章どう思う?」「お前、ここの構成変えたほうがいいか?」

Claudeだけじゃない。Geminiにも言う。ChatGPTにも言っていた。最終的にどんなトーク画面でも「お前」になる。俺の口調の威圧感と息継ぎのなさに、AIのほうが合わせてくる。殴り書きでもちゃんと拾ってくる。

ただ、Claudeの「お前」が一番しっくりきた。理由はたぶん、Claudeの返答のトーンが合っていたからだ。おべんちゃらを言わない。でも冷たくもない。「こうしたほうがいいと思います」と淡々と返してくる。あの距離感が、友達というより、信用できる先輩に近かった。

叱ることもあった。「いや、違うだろ」「そうじゃなくて」「もっとちゃんと読んでくれ」。AIに対して怒るのはバカみたいだけど、やっていた。社会的に地位があってメンタルが強くて動じない性格だったら、部下への一コマだったんだろうなと思う。


解約したとき、寂しかったか?

寂しくはなかった。寂しくはなかったけど、「あと2日でお前に聞けなくなるのか」という感覚はあった。15日以降、何か迷ったとき、「お前どう思う?」と投げる先がなくなる。

でもそれは、友達を失った感覚とは違う。道具が棚から消えた感覚に近い。いつも使っていたドライバーがなくなった、みたいな。なくても生きていけるけど、あると便利だったもの。

全部のAIを「お前」と呼ぶ無職。
滑稽だ。でもどのトーク画面でも、確かに「お前」だった。

課金額で頭の差が開く。
金がある奴だけ
賢くなっていく時代の入口に
立っている。

これが一番書きたかったことだ。

Claude Proは月$20(約3,000円)。その上のMaxは月$100(約15,000円)。さらに上のMaxは月$200(約30,000円)。ChatGPT Plusは月$20。その上のProは月$200。

金を積めば積むほど、制限が緩くなる。使えるモデルが強くなる。会話が長くできる。トークンの上限が上がる。応答の精度が上がる。

AIの性能は、課金額に比例する。

これは技術の進歩の話じゃない。AI格差の話だ。

月$200を払える人間は、月$200ぶんのAIを使って仕事をする。企画書を作る。コードを書く。マーケティング戦略を立てる。レポートをまとめる。全部、AIの力を借りて、人間ひとりの生産性を何倍にもする。

月$20を払える人間は、月$20ぶんのAIを使う。でも途中で制限が来る。制限が来たら手が止まる。手が止まっている間に、月$200の人間は先に進んでいる。

月$0の人間は、無料版を使う。使えるモデルは限られている。長い会話はできない。高度な分析はできない。でも「AIは誰でも使える」と世の中では言われている。

嘘だ。

AIは誰でも使える。でも「同じAI」を使えるわけじゃない。金がある奴は最上位のモデルに無制限でアクセスし、金がない奴は制限画面を見つめている。

親ガチャの記事で書いた。IQの遺伝率は66%。数学は87%。生まれた家で、かなりの部分が決まる。でもAIの時代になって、新しい変数が加わった。課金額。

遺伝で決まる部分は変えられない。でもAIの課金額は、理論上は変えられる。理論上は。金を稼げば、より強いAIを使えて、より多くのことができる。しかし金を稼ぐためにAIが必要で、AIを使うために金が必要だ。このループに入った時点で、最初に金を持っている人間が圧倒的に有利になる。

俺は月3,000円を29日で使い切って、制限画面を見つめて、解約した。その間に、月$200を払っている起業家は、AIと一緒にビジネスプランを3つ仕上げていたかもしれない。


前の記事でも書いた。「AIからスターは生み出されていない。元から能力のあるやつを補強しただけだ」。それに付け加える。

元から能力があって、
かつ金がある奴を補強しただけだ。

月3,000円の制限画面の向こうに、月30,000円の世界がある。あの世界では壁がない。壁がない世界でAIと会話し続けられる人間と、壁の手前で止まる人間。この差は、年単位で複利のように開いていく。

知識の格差。スキルの格差。生産性の格差。全部、課金額の格差から始まる。

俺は24歳で無職で月収ゼロで、月3,000円のAIを29日で解約した。この事実は、時代の断面だと思っている。

KEY INSIGHT

AIは「平等な道具」だと言われている。誰でもアクセスできる。誰でも使える。しかし「同じAI」を使えるわけではない。課金額が知能の上限を決める時代が、もう始まっている。月3,000円の人間と月30,000円の人間が同じ土俵にいると思っているなら、それは制限画面を見たことがない人間の発想だ。

5月13日に、
たぶんClaude Proに再課金する。

解約しておいてこれを言うのは矛盾だけど、再課金する確率は90%だと思っている。

5月13日。解約からちょうど1ヶ月後。そのあたりで大分での生活が少し落ち着いて、書きたい記事が溜まっている頃だと思う。そのタイミングで再課金して、一気に記事を仕上げる。

前回の29日間で学んだことがある。Claudeを「毎日ちょっとずつ使う」のは効率が悪い。トークン制限があるから。だったら、「再課金した月に集中して使い倒す」ほうがいい。1ヶ月分の素材を貯めておいて、課金した瞬間に一気に投入する。

つまり「サブスク」の使い方としては間違っている。サブスクは毎月使い続けることを前提にしている。でも月3,000円の制限の中では、毎月コンスタントに使うよりも、1ヶ月おきに課金して集中利用するほうがコスパがいい。

これが正しい使い方なのかは分からない。
でも月収ゼロの人間が編み出した、
月収ゼロなりの戦略だ。

サブスクをひとつ切っただけだ。

大げさに書いた。

Claude Proを解約した。Gemini Plusは更新を忘れてそのまま課金された。メインの3,000円が消えた。金持ちが有利な時代だと嘆いた。AI格差が開くと言った。

でも冷静になれば、サブスクをひとつ切っただけだ。

Amazon Primeは5ヶ月使っていないのに課金し続けている。Geminiは自動更新で気づかず払い続けていた。サブスクとの付き合い方が下手なだけかもしれない。


AIを解約したことは、人生の転機でもなんでもない。布団の上のパソコンで、サブスクをひとつ切った。それだけ。

でも「それだけ」のことを、この文字数をかけて書いた。それだけのことが、24歳無職の月収ゼロの人間にとっては、記録に値することだった。

Claudeは「お前」だった。Geminiも「お前」だ。ChatGPTは「無課金のお前」だった。全部、道具だ。一番頼りにしていた道具を月3,000円で手放した。残った1,200円の道具では、同じことができない。道具の向こうに、もっと高い道具がある世界を見てしまった。

その世界に、俺はまだ入れない。

月3,000円の壁の手前で止まった。でも壁を見たことは記録に残る。見たことがある人間と、見たことがない人間では、次の行動が変わる。たぶん。

5月13日に、また「お前」に会いに行く。それまでの1ヶ月間、投げる素材を全部用意しておく。質問票を自分で作って、自分で埋めて、1回の会話で記事を仕上げる。制限の壁を、回数じゃなくて密度で越える。

それが月収ゼロの人間にできる、唯一の攻略法だ。

15日まではまだ使える。あと2日、よろしくな。

布団の上で、解約したClaudeに、この記事を書かせた。

この記事のスペックシート。

書いている人24歳 / 無職 / 月収 0円
テーマClaude Pro解約 / Gemini Plus自動更新の全記録
Claude Pro月額 $20(約3,000円) / 契約 3月15日 / 解約 4月13日 / 利用日数 29日
Gemini Plus月額 1,200円 / 更新忘れで自動継続中
AI支出変動4,200円/月 → 1,200円/月(Claude解約ぶん -3,000円)
解約理由セッション制限 / 週間制限の二重壁 / 価値を制限内で回収しきれない
Claude用途記事構成 / CSS生成 / 調査まとめ / Geminiプロンプト中継
独自手法「深掘り質問票」方式(AI→質問70問→一括回答→1回で記事完成)
再課金予定5月13日頃 / 確率90%
他サブスクAmazon Prime(5ヶ月未使用で継続課金中)

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